学生ビザは絶対に必要なの?
A. 90日以内の滞在で週に18時間未満の授業を受ける方は必要ありません。
アメリカは90日以内の滞在であればビザを取得する必要はありませんので、90日以内の滞在で週に18時間未満のパートタイムで授業を受ける方は学生ビザの申請の必要はありません。90日以上の滞在、もしくは90日以内でも18時間以上のフルタイムで受講するには学生ビザの申請が必ず必要になります。
学生ビザはハワイに滞在し、学生として生活する外国人の為に発給されるビザです。その期間、学校に通うことを目的としたビザなので、受け入れ側の学校が発行する入学許可書が必ず必要になります。この入学許可書はI-20(アイ・トゥエンティー)と呼ばれ、学生ビザの申請において一番始めに必要な書類です。ビザの有効期間はこの入学許可書(I-20)に記載されている通学期間に準じます。
前述したように学生ビザを申請するということは学生としてアメリカに滞在するということです。学生ビザ保持者はアメリカ滞在の間、ビザの概念に沿うよう週に20時間以上の授業参加が義務付けられます。授業の出席時間が足りない、欠席が多いなどの理由で学校側に入学許可を取り消された場合は、直ちに帰国する必要があります。学生ビザはあくまでI-20の有効である上に成り立っていますので、入学許可が取り消されればビザに記載されている期限に関係なく、ビザは事実上失効します。
逆に入国後、I-20の内容を更新し期間を延長した場合、そのI-20が有効な間はビザの期限に関係なく、継続して滞在することが可能です。ただし一度出国した場合はI-20だけでは再入国できませんので、新しいI-20を基にビザ再発行の申請をする必要があります。
学生ビザを取得せず、ビザ無しプログラム(ビザウェーバー)で90日間以内の滞在をしながら学校に通う方は往復のフライトチケットを入国審査の時に提示する必要があります。片道チケットでは入国できませんので気をつけましょう。