語学学校で友達を作る方法
英語が話せなくても友達は作れる
留学の始まりは期待と不安でいっぱいです。留学カウンセラーとしていろんな相談を受けます。なかでも「英語が話せなくても海外の友達はできますか?」という相談は非常に多く、みなさんが学校生活で気に掛けていること、期待していることは同じようです。
せっかくの留学なのに日本人の友達と日本語で過ごしてしまって授業以外に英語を使うタイミングが全くなかったいう話もよく聞きます。みなさん英語が話せない限り外国人の友達は出来ないと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。きっかけを作ることが一番大切だということを忘れないでください。
なかなか友達が出来ないという方に共通しているのはきっかけを作ることすらも諦めてしまっているということです。話しかけても英語が話せないから…、もっと英語が上達してから…と思ってしまいがちですが、順番は逆でも問題ありません。それどころか、順番が逆の方が上達が早いと思います。友達を作ってから英語を身につけるのです。
友達作りは挨拶から始めよう
でもやっぱり話せないし…と思っている方も安心してください。英語上達への近道は挨拶です。
「Hi」「Hello」「How are you?」はそんなに難しい言葉ではありません。教室に入ったらまずは近くの子に挨拶をしてみましょう。目が合えば笑顔で挨拶をする習慣をしっかり身につけてください。帰り際の「Bye!」「See you tomorrow!」でも構いません。まずは話しかけ易いオーラを自分で作りましょう。
アメリカではスーパーで目が合った人でも笑顔で挨拶をしてしまう素敵な国です。レストランで隣り合った人とすぐに話し込んでしまいます。私たち日本人が少々大袈裟と思うようなフレンドリーさでも問題は無いと思って積極的に話しかけてみましょう。同じ学校に通い、同じ英語という目的を持っている仲間です。ハワイというハッピーな所に留学に来ている人です。話しかけたみんなと凄く仲良くなれるかは分かりませんが、学校内で顔を合わせる度に会話を出来るようになるだけでも十分に意味があります。
通じない悔しさがモチベーションになる
私はこの「挨拶作戦」でたくさん友達を作りました。とりあえず共通点等を見つけて話しかける作戦です。
お菓子を食べている子がいれば「I like it!! (私もそれ好き!)」と言い、サーフィンボードを持っている子がいれば「Cool!!! (かっこいい!)」と言い、とにかく簡単な言葉でもまずは笑顔で話しかけるようにしていました。
エレベーターで一緒になれば「I am sleepy today…(今日眠いんだ)」と冗談っぽく言ったり、天気のいい日には「Beautiful Day, huh?(いい天気だね)」と声を掛けたり、一度声を掛ければ次から挨拶がし易くなり会話もどんどん増えていきます。特に女の子同士なら「I like your nails!(ネイル、いいね!)」など洋服やアクセサリーについて声を掛けてみましょう。ファッションに関する話題は国境を超えます!笑
伝わらなかったり、長文で返事されたことが聞き取れなかったり、いろんなことがあると思います。実際に私も「せっかく話してくれたのに会話が続かなかった!悔しい!」という思いが、勉強の原動力になっていました。
学校ではアクティビティーなども開催され、たくさんの英語を話すきっかけを作ってくれています。どんどん積極的になることで留学は楽しくなり、あなたの英語は素晴らしく上達すると思って間違いありません。今はSNSも友達作りの大きな手助けになります。ある程度話す仲になれば「Are you on Facebook?(フェイスブックやってる?)」と聞いてみましょう。
まずは「Hello!!」です。挨拶から全てが始まると言ってもいいほどです。すぐにでも実行してみて下さいね。