ハワイで観察できる可愛らしい動物と植物
自然を心から愛し、自然と共存して行くことをアロハスピリッツとしているロコの人はハワイに昔から生息している生き物に対しても共存者として敬意を持って接しています。今回は日本で私たちが持つイメージとは少し違った意味を持ち、ロコの人に愛されている動物と植物をご紹介します。
ウミガメ(Honu)
ホヌと呼ばれるハワイのウミガメは海の守り神として大切にされています。古くから神話に登場し、古代の絵文字として描かれるなどハワイの人々とホヌの関係は非常に深く、海から幸運を運んでくれる神聖な生き物とされています。
ハワイのいろんなビーチでウミガメに遭遇することが出来ます。
イルカ(Naia)
ハワイ語ではナイアといい、Aumakua(守護神)の化身の一つとして昔からハワイの人々に大切にされてきました。
ホヌと同じように幸運を運んでくる使者と信じられています。
ハワイでは野生のイルカに出会えるビーチがたくさんあります。
ゲッコー(Mo‘o‘alā)
ヤモリです。ハワイ語はでモッオ・アラーと呼ばれています。ハワイに生息しているヤモリはとてもカラフルで作り物みたいな鮮やかな色をしています。イルカと同じくAumakua(守護神)の化身として信じられ、縁起の良い生き物とされています。日本と同様に家を守る生き物という意味で大切にされています。
プルメリア(Pua Melia,)
ハワイ読みではプア・メリアと言われます。神が宿る花とされるプルメリアは大切な人の幸せを願うものとしてロコの人々の生活で大切にされています。さまざまな色を持つ美しい花でその香りにも人気があります。実は死者に捧げる花という意味もあり、お年寄りに贈るレイとしては避けられているようです。
ハイビスカス(Aloalo)
ハワイ語ではアロアロと呼ばれます。神に捧げる花という意味です。ハワイ州花になっている黄色いアロアロはハイビスカス・ブラッケンリッジーという品種です。ハワイではハイビスカスを髪にさして飾る習慣があります。未婚の場合は右に、既婚の場合は左に飾ります。